近年、不法就労問題は深刻化しており、令和5年末には過去最多の不法就労者数が確認されています。その背景には、在留資格を持たない不法残留者等による不法就労の増加、偽装滞在者や難民申請を悪用する者の増加、技能実習生失踪者の増加、国内外のブローカーによる悪質・巧妙化などが挙げられます。
この深刻な状況を受け、警察庁、法務省、出入国在留管理庁、厚生労働省の4省庁は、令和6年5月16日、「不法就労等外国人対策の推進(改訂)」を策定し、連携を強化して不法就労対策を推進することとなりました。
■ 改訂内容
- 不法就労等の撲滅に向けた取締り
- 取締り強化に向けた緊密な情報交換
- 不法就労等防止に向けた広報・啓発活動及び指導の積極的実施
詳細は、法務省入管庁の発表資料をご覧ください。
「不法就労等外国人対策の推進(改訂)」 [PDF : 151KB]